昔の顕微鏡
ボシュロムの偏光顕微鏡です。
(Bausch & Lomb Petrographical Microscope)
シリアルNo. 9203
1891年 (明治24年)に製造されたチキンフットスタイルの偏光顕微鏡です。
1892~96年のフラッグシップモデルです。
顕微鏡:
機械的鏡筒長216mm
高さ約35.5cm
幅14.5cm
奥行き19.5cm
重さ3.2kg
顕微鏡の動作に問題はありません。
全てのアクセサリーはボシュロム社の純正品です。
特許を取得した2つの日付の刻印(two patent acquisition dates blue arrow)があります。(画像6枚目を参照)
アナライザーの中にはグラントンプソンプリズムが入っています。
(画像8枚目を参照)
センターリング可能な対物レンズレボルバーには3本の対物レンズを装填します。(画像10枚目を参照)
ポラライザーの中には、アナライザーと同じグラントンプソンプリズムが入っています。(画像12枚目を参照)
三本足のデザイン(画像14枚目を参照)
イギリスや特にアメリカの顕微鏡に多く見られる 3本足をチキンフットと呼びます。
接眼レンズ(画像15枚目を参照)
左から
1 1/2 inch:12倍
1 inch:16倍
対物レンズ
左から
1 1/2:3.5倍
1/2:8.5倍
1/8:45倍
蜘蛛の糸の十字線(画像16枚目を参照)
1 1/2 inch の接眼レンズの筒の中には、蜘蛛の糸で十字線が張られています。この糸は固いので何か特殊な加工が施されていると思います。
1 inch の接眼レンズのグラチクルは、マイクロメーターのパターンです。
アクセサリーボックス(画像17枚目を参照)
Bertrand lens
Mica plate, Quate-wave compensator
Mica Plate, First-order plate in subparallel position
Mica Plate, Quarts Wedge Ⅰ, - Ⅳ, order
【古典的なアメリカンデザインの美しい偏光顕微鏡です。これ程完璧な状態で保存されている19世紀の偏光顕微鏡は大変珍しいケースだと思います。30年前にイスラエルの偏光顕微鏡コレクターからゆずり受けたものです。】
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